Saturday, June 9, 2007

吉増剛造の水の映画、特集上映

6月は3週連続で、土日に公開トークをする月になってしまった。
話は得意じゃないけど、これも成り行きだから成り行きだと思えば多少は楽になる。

私の最も尊敬する詩人で、恩師でもある吉増剛造さんは、近年短編映画を撮影されている。
その多くは「水」をテーマにしていて、ちょっと衝撃的なほどにシンプルで
さりげなく、どれも素敵だ。一緒に隣で詩人と歩いているみたいな感じ。
吉増さんの詩の複雑な素晴らしさとは、また違う魅力がある。
ぜひ見てほしいものです。

私がこの3月まで勤めていた横浜美術館でいま開催中の展覧会、「水の情景」展の
関連事業の一環として、6月16日(土)・17日(日)の二日間、「水の映画会」が行われる。
17日(日)の午後4時から、最後のプログラムに吉増さんご本人も登場、
上映後のミニ・トークのホスト役を私が務めます。

横浜美術館のホームページに、もうすぐ詳しいプログラムが載る予定なので、
ぜひご確認下さい。

http://www.yaf.or.jp/yma/

担当学芸員の松永真太郎さんに確認したところ、今日中に載せるとのことです。