Thursday, December 29, 2016

アンケート 2016 私の3冊

12月25日(日)東京新聞朝刊10-11面のアンケート「私の3冊」で、以下の私の3冊も掲載されました。展覧会と出版の関連していたものから選んでみました。

吉野英理香『NEROLI』赤々舎/澤田教一著・高橋しげみほか企画『澤田教一 故郷と戦争』羽鳥書店/吉増剛造『怪物君』みすず書房

Wednesday, December 21, 2016

舞踊評 ダンスバレエリセ60周年記念公演

先日(11月20日)八戸市公会堂で鑑賞した、ダンスバレエリセ60周年記念公演の評を『東奥日報』に寄稿しました。

「舞踊評 ダンスバレエリセ60周年記念公演」、『東奥日報』夕刊、2016年12月15日、7頁。

豊島重之氏主宰による、八戸を拠点とするダンスバレエリセの活動は以下をご参照下さい。
https://dblycee.jp

Tuesday, December 13, 2016

対談 ホンマタカシさん@シアター・イメージフォーラム

12月15日(木)シアター・イメージフォーラムで特集上映中の「ホンマタカシ ニュードキュメンタリー映画」関連イベントに参加します。同日19時の回、中平卓馬に取材した映画作品「きわめてよいふうけい」の終了後にホンマさんと話します。ぜひお越し下さい。
http://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/342/

Wednesday, November 30, 2016

対談 田代一倫さん@東京都写真美術館

12月4日(日)の午後、東京都写真美術館で田代一倫さんと対談を行います。開催中の展覧会「東京・TOKYO 日本の新進作家 Vol.13」の関連イベントです。ぜひお越し下さい!
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2568.html

作家とゲストによる対談
2016年11月26日(土) 14:00~15:30  元田敬三×石川竜一(写真家)  終了致しました2016年11月27日(日) 14:00~15:30  小島康敬×小林美香(東京国立近代美術館客員研究員)  終了致しました2016年12月4日(日) 14:00~15:30  田代一倫×倉石信乃(明治大学教授)
2016年12月10日(土) 14:00~15:30  中藤毅彦×田原桂一(写真家)
2016年12月11日(日) 14:00~15:30  佐藤信太郎×大西みつぐ(写真家)
2016年12月23日(金・祝) 14:00~15:30 野村恵子×石川直樹(写真家)
各回14:00~15:30
定員:各回50名
会場:東京都写真美術館 2階ロビー
※当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します。

Monday, November 28, 2016

すみか—作品と図書の展示—

12月1日(木)から明治大学生田図書館Gallery ZEROで、管啓次郎さんの研究室と合同の展覧会を開催します。テーマは「すみか」。私は今春に出かけたハワイ諸島の一つ、モロカイ島カラウパパに関する資料写真などを展示します。ぜひお立ち寄り下さい。
すみか—作品と図書の展示—
2016年12月1日(木)〜19日(月) 無休
平日9:00〜19:00 土曜9:00〜18:30 日曜10:00〜16:30
会場 明治大学生田キャンパス 生田図書館Gallery ZERO
主催 明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系
   管啓次郎研究室/倉石信乃研究室
関連イベント:朗読会12月11日(日)13:00〜
お問い合わせ 明治大学理工学研究科新領域創造専攻倉石信乃研究室 phone 044-934-7284



Sunday, October 23, 2016

笠間悠貴写真展 気象


当研究室博士後期課程に在籍している笠間悠貴君の個展が、10月26日(水)から新宿のフォトグラファーズ・ギャラリーで開催されます。ヒマラヤ山脈の西の端、ラダック地方に取材した高地の風景写真が展示されます。ぜひご覧下さい。
http://pg-web.net/exhibition/yuki-kasama-2/

Wednesday, October 5, 2016

柳本尚規「ハワイ島」

柳本尚規さんの写真展「ハワイ島」(オリンパスギャラリー東京)に併せて出版された写真集/展覧会図録に小文を寄稿しました。イザベラ・バードのハワイ紀行などを手かがりに、ハワイ島北東の町ヒロの雰囲気について書きました。

「ヒロの手ざわり」、柳本尚規『ハワイ島』2016年、n.d.

ヒロとその近郊に取材した写真の展示は本日まで。
https://fotopus.com/event_campaign/showroomgallery/detail/c/203

Saturday, September 17, 2016

アーティストトーク・レポート 石川竜一展

開催中の石川竜一okinawan portraits 2012-2016展に関連して9月4日に行なったアーティストトーク採録が、三菱地所アルティアム(福岡)のホームページに3回に分けてアップされました。

http://artium.jp/nandr/report/20160915_5480/
http://artium.jp/nandr/report/20160916_5498/
http://artium.jp/nandr/report/20160917_5511/

展覧会は9月25日(日)まで。


Friday, September 16, 2016

書評 鷲田清一『素手のふるまい アートがさぐる〈未知の社会性〉』

東京新聞に書評を書きました。書きながら、2005年の横浜トリエンナーレのことを思い出しました。川俣正総合ディレクターによるこのトリエンナーレが開催された当時、横浜美術館の学芸員だった私は担当ではなかったものの、同僚や上司たち、そして見知らぬヴォランティアの若者たちがこの仕事に駆り出され、強く自発的にインヴォルヴされていく過程を見ていました。少し離れた近傍にいた私もまた、少なからず衝撃を受けました。

「書評 鷲田清一著『素手のふるまい アートがさぐる〈未知の社会性〉』」、『東京新聞』2016年9月11日付朝刊、11頁。


Tuesday, August 30, 2016

石川竜一okinawan portraits 2012-2016

今週末から福岡・三菱地所アルティアムでスタートする個展「石川竜一okinawan portraits 2012-2016」のアーティスト・トークに出ることになりました。9月4日(日)14時30分からです。詳しくは以下をご参照下さい。

Wednesday, August 10, 2016

金氏徹平『コラージュ・ロマン・ユートピア』

現在、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催中の「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」展にあわせて刊行された書物の一つ『コラージュ・ロマン・ユートピア』に2編の散文詩的なテクストを寄稿しました。他の執筆者はオオルタイチ、円城塔、岡田利規、大野大嗣、郭鴻蔚、坂本慎太郎、三角みづ紀、柴崎友香、松田青子、森千裕、木下龍也、ウィスット・ポンニミット。金氏さんの指定した絵が二枚送られてきて、それぞれにテクストを付けるという趣向で、マックス・エルンストが念頭にあった模様。装丁は服部一成。楽しくもあり、無気味でもある本に仕上がっています。

「気がつくと周りに誰も・・・」、金氏徹平『コラージュ・ロマン・ユートピア』ナナロク社、2016年、142頁。

「他の多くの動物と同様、都市のネズミは・・・」、同書、180頁。

展覧会は11月6日(日)まで。
http://www.mimoca.org/ja/exhibitions/2016/07/16/1493/

Saturday, August 6, 2016

第14回企画展『赤城修司+黒田喜夫 ——— 種差デコンタ2016』関連イベント

8月26日(金)〜9月11日(日)八戸市美術館で開催されるICANOF第14回企画展「赤城修司+黒田喜夫 ——— 種差デコンタ2016」関連イベントに参加します。会期のはじめに設定されているイベントの期間、私は短いレクチャーを行い、トークセッションにも参加予定です。レクチャーでは、いくつかの隔絶した土地や島での事績を手がかりに、黒田喜夫の「地中」という空間に接続できる論題を提出したいと思います。
詳しくは以下をご参照下さい。
http://icanof.parallel.jp/media-art-shows/2016deconta.html#dcf3

Monday, July 4, 2016

現代詩手帖【特集】吉増剛造

『現代詩手帖』7月号の吉増剛造特集に寄稿しました。

「怪物、巻物—若林奮から吉増剛造へ」、『現代詩手帖』第59巻第7号、2016年7月号、70-73頁。
http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/

東京国立近代美術館では「声ノマ 全身詩人 吉増剛造展」が8月7日まで開催中。もう一度見ておこう。
http://www.momat.go.jp/am/




Sunday, July 3, 2016

『芸術批評誌 リア』37号

『リア』最新号の特集は「詩歌句のしかく」。以下の文章を寄稿しました。モロカイ島カラウパパ、埋葬、宮澤賢治と兜跋毘沙門天などに触れています。

「土の深浅」、『芸術批評誌 リア』37号、2016年6月、74-78頁。
http://2525kiyo.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/rear37-0387.html

Tuesday, June 7, 2016

書評 自然の鉛筆

ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット『自然の鉛筆』(青山勝編・訳、赤々舎、2016年)の書評を書きました。

「書評 ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット『自然の鉛筆』(青山勝編・訳、赤々舎、2016年)」『図書新聞』3258号、2016年6月11日号、1頁。
http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_article.php

Wednesday, June 1, 2016

Boomoon SKOGAR

ブムンの写真展が、今月25日までロンドンのフラワー・ギャラリーで開催中です。アイスランドの滝に取材した新作SKOGARに併せて、写真家は巨大なアーティスト・ブックを刊行しました。300の同じ滝の写真について、比較的長いテクストを寄稿しました

"Falling, Ceaselessly Falling, " Boomoon, SKOGAR, translated by Sumiko Yamakawa (Seoul, 2016), n.p.

連作SKOGARは以下の充実したサイトで見ることができます。今回の拙稿も。

展覧会はもうひとつのシリーズSansuも展示されています。





Tuesday, April 26, 2016

シンポジウム コザ暴動プロジェクト in 東京

今週末4月29日(金)13時30分より、明治大学駿河台キャンパスグローバルフロント・ホールで行われるシンポジウムに参加します。コザ暴動をめぐっては隣接するアカデミーコモン1階で写真展も開催中です。いずれの企画も明治大学島しょ文化研究所(研究代表者:山内健治教授)主催です。ぜひお越し下さい!

●<コザ暴動>写真展
日時:2016年4月22日-29日 午前8:00-午後9:00(入場無料)
場所 明治大学アカデミーコモン1F・ギャラリー
出品作家:比嘉康雄・平良孝七・國吉和夫・比嘉豊光・松村久美・吉岡攻・大城弘明・
山城博明
                                        
●シンポジウム
日時:2016年4月29日(金・祝日)受付12:00・開演13:30~17:30
場所:明治大学駿河台校舎グローバルフロント(1F)・グローバルホール  
第1部シンポジウム(写真に映し出された「コザ暴動」)
パネリスト:國吉 和夫(写真家)・松村 久美(写真家)・小橋川共男(写真家)・倉石 信乃(明治大学教授)・比嘉 豊光(写真家・コーディネーター)
第2部シンポジウム(「コザ暴動」から見る沖縄の現在)
パネリスト:比屋根 照夫(琉球大学名誉教授)・今 郁義(映像ディレクター)・金平 茂紀(TBSキャスター)・川端 俊一(朝日新聞記者)後田多 敦(神奈川大学准教授・コーディネーター)
資料代:500円・学生無料 


Thursday, April 14, 2016

渡邊ひろ子個展「隣人について—その訪問の心得」 トークイベント


アーティストのカトウチカさんと画家のO JUNのユニット「岸壁の父母」の企画による、渡邊ひろ子さんの個展が今週末16日(土)から、日暮里・Higure 17-15casで始まります。初日のトーク・イベントに、渡邊さん、写真家の金川晋吾さんと参加します。詳細は以下のとおりです。

岸壁の父母 No.3  渡邉ひろ子 個展 「隣人について ー その訪問の心得」
Mom and Dad on the Cliff, Hiroko Watanabe, 
" On Neighbors - The Do's and Don'ts of Visits会期2016年4月16日 30日 
会期中無休 時間:12:00~20:00

<イベント>オープニングパーティ:4月16日(土)18:00~
トークイベント:4月16日(土)19:00~ ゲスト 倉石信乃(美術/写真評論)、金川晋吾(写真家)
        4月23日(土)19:00~ ゲスト 能勢陽子(豊田市美術館学芸員)
        進行:O JUN(岸壁の父母) ※23日のみ
▶︎渡邉ひろ子 HP:http://watanabehiroko.com
▶︎企画・岸壁の父母 HP:http://ganpeki-22.com/index.html

▶︎コンタクト:ganpeki-no●shirt.ocn.ne.jp(●をアットマークに変換して送信下さい) 



Saturday, March 26, 2016

大友真志展「Mourai」

先頃まで北海道文化財団アートスペースで大友真志さんの写真展(2016年1月12日〜3月18日)が開催されていましたが、併せて発行された冊子に寄稿しました。

「留まる光—大友真志「Mourai」私注」、『大友真志「Mourai」展』私家版、2016年3月、n.p.

今年は東京での個展も予定されているとのこと。


Thursday, March 3, 2016

クロストーク「風景を撮る」

今週末の土曜日に横浜市民ギャラリーで写真家の土田ヒロミさんと対談します。「横浜市民ギャラリーコレクション展2016 風景—それぞれのまなざし」の関連イベントです。以下は詳しいお知らせです。

本展に出品している「砂を数える」シリーズをはじめ、「ヒロシマ」「BERLIN」「フクシマ」など、継続的に風景を撮り続けている写真家、土田ヒロミ。明治大学教授で写真批評家の倉石信乃と“風景を撮る”をテーマにクロストークを繰り広げるイベント。

出演:土田ヒロミ(写真家)、倉石信乃(明治大学教授)
日時:3月5日(土)14:00~15:30
会場:横浜市民ギャラリー4階アトリエ
参加無料、申込不要

http://ycag.yafjp.org/our_exhibition/collection-2016/


Sunday, February 28, 2016

展評 根間智子展覧会「Paradigm」

2月23日付の『琉球新報』に、先ごろ東京・表参道画廊で開催された根間智子さんの展覧会「Paradigm」(岡田有美子企画)について寄稿しました。

「展評 根間智子展覧会」、『琉球新報』2016年2月23日号、13頁。
http://lasbarcas.net/news/nemasatoko_review0223/

沖縄展は本日17:00まで、宮城島のspace青燕にて開催。写真集もぜひご覧下さい。
http://kobunesha.com/works/paradigm/

Tuesday, February 9, 2016

HILLSIDE TERRACE Photo Fair - Talk Session 004

2014年9月6日にヒルサイドテラスで行われたベアト・ストロイリ氏との対談が、fapa(日本芸術写真協会)ホームページ にアーカイヴされました。

対談 Beat Streuli(写真家)×倉石信乃(写真評論家/詩人)HILLSIDE TERRACE Photo Fair - Talk Session 004fapaホームページより

http://fapa.jp/artist-talk/617/

Saturday, February 6, 2016

『すばる』3月号

『すばる』3月号に寄稿しました。昨年11月に行われたロラン・バルトをめぐるシンポジウム「SPINNING BARTHES 100歳のバルト」での発表に基づく原稿です。その時の登壇者の文章が勢揃いしました。

「同じであるということ—『サド、フーリエ、ロヨラ』」『すばる』第28巻第3号、2016年3月号、165-166頁。

http://subaru.shueisha.co.jp/backnumber/2016_03/author.html

Sunday, January 17, 2016

Passage, Paradigm

明日、1月18日(月)から1月30日(土)まで、当研究室の山本大樹君の個展と、岡田有美子さんの企画による根間智子さんの個展を、都内で同時開催します。

山本君は、「郊外」の持つ環境や文化、現在の風景に見る衰退など、さまざまな様態に関心を持ち、写真制作と研究を続けてきました。今回は、郊外における子供という存在に着目した展観で、修士修了制作となります。

またMUSÉE Fに隣接する表参道画廊では、岡田有美子さんが企画する「Paradigm 根間智子展覧会」を同時開催。根間さんは写真やガラス、銀箔など、光に関連する素材に用いるアーティスト。今回は、大小さまざまなカラー写真に定着した流動的なかたちによって、見慣れた風景のはらむ不穏な表情が浮かび上がっています。

明日、1月18日(月)18:30〜19:30には、表参道画廊でギャラリー・トーク(根間智子・岡田有美子)も開催されます。

ぜひお立ち寄り下さい!
Passage 山本大樹写真展」会場: MUSÉE F
Paradigm 根間智子展覧会」会場: 表参道画廊
東京都渋谷区神宮前4-17-3アーク・アトリウム B02 (表参道画廊・MUSÉE F)1/18(月)―1/30(土) 日曜休12:00―19:00(最終日17:00まで)
http://www.omotesando-garo.com