Thursday, December 30, 2021

北島敬三トークイベント 青森県立美術館「あかし」展

11月21日に開催された北島敬三さんを囲むトークイベントのレポートが、 IMA ONLINEに掲載されました。私も登壇しました。詳細は以下をご覧下さい。

https://imaonline.jp/articles/report/20211228akashi/

Friday, December 24, 2021

豊島重之評論集 一目散

 

豊島重之評論集『一目散』が刊行されました。ありがたい機縁により、跋文を寄稿しました。

「デダ—跋」、豊島重之『豊島重之評論集 一目散』書肆子午線、2021年、386-403頁。

http://shoshi-shigosen.co.jp/books/ichimokusan/



今週月曜日(12月20日)、かつて豊島さんがご案内下さった八戸の対泉院を再訪しました。天明の大飢饉のあとに建立された「餓死萬霊等供養塔」を再び目にすることができました。












Saturday, December 18, 2021

笹岡啓子『 Remembrance 三陸、福島 2011—2014』


 笹岡啓子さんの写真集が刊行されました。この十年の間に三陸、福島で取材したもののうち、2011年から2014年までの撮影分を収録・編集した、見事な達成です。巻末の解題を寄稿しました。photographers' galleryを通じて先行発売中の本書を、ぜひお手許でご覧下さい。

「後の世界に—笹岡啓子の写真と思考」、笹岡啓子『Remembrance 三陸、福島 2011—2014』写真公園林、2021年、127-132頁。【英訳: Shino Kuraishi, "In the World After: The Thought and Photography of Keiko Sasaoka", translated by Ryan Cook, in Keiko Sasaoka, Remembrance: Sanriku, Fukushima, 2011-2014(Tokyo: Shashinkoenrin, 2021), 133-140.】

https://pg-web.net/shop/photo-books/remembrance/


出版を記念した展覧会「The World After」も開催中です。

https://pg-web.net/exhibition/theworldafter-former/




Saturday, December 11, 2021

ARICA公演「ミメーシス」@BankART Station

 

今年、結成から20年の節目を迎えるシアターカンパニーARICAの新作公演「ミメーシス」が来週に迫りました。テクストを書きました。ゲストに川口隆夫を迎え、明らかに新たな段階に入ったARICAをお見逃しなく!

Wednesday, December 1, 2021

書評 田中庸介『ぴんくの砂袋』

 

『現代詩手帖』12月号に田中庸介さんの最新詩集の書評を書きました。

「成熟ではなく開花が 田中庸介『ぴんくの砂袋』」『現代詩手帖』2021年12月号、125頁。



Thursday, November 25, 2021

展覧会図録「東日本大震災10年 あかし testaments」

 

青森開催中の展覧会「東日本大震災10年 あかし testaments」の図録が刊行されました。二つのテクストを寄稿しました。

「取り戻しに行くこと」、青森県立美術館監修『東日本大震災10年 あかし testaments』インスクリプト編・刊、2021年、42-45頁。【英訳: "The Attempt to Restore," translated by John Junkerman, 10th Anniversary of The Great East Japan Earthquake: AKASHI testaments (INSCRIPT, 2021), 46-48.】

「言葉、声、息—山城知佳子《バーチャル継承》(記録写真より)《あなたの声は私の喉を通った》《沈む声、紅い息》」同書、204-210頁。【英訳: "Words, Voice, Breath: On Yamashiro Chikako's Virtual Inheritance, Your Voice Came Out Through My Throat, and Sinking Voices, Red Breath," translated by John Junkerman, Ibid, 211-216.】

去る21日(日)北島敬三さんを囲むトークイベントが青森県立美術館で開催され、参加しました。 翌日の青森市街。山と空が高い。






Tuesday, November 23, 2021

遠藤祐輔『Post Decisive Moment』

 


遠藤祐輔さんの新しい写真集『Post Decisive Moment』に小文を寄稿しました。

「写真、その可能性の残滓に」、遠藤祐輔『Post Decisive Moment』paper company、2021年、66頁。【英訳: Shino Kuraishi, "Photographs, the remnants of possibility," translated by Sun Peiai, Yusuke Endo, Post Decisive Moment(paper company, 2021), 66.】

https://kakeru-okada.stores.jp/items/6185245f6b6d190e74ca7d94

同名の展覧会が開催中です。

https://www.igpg.jp


Thursday, November 18, 2021

北海道と写真のつらなり

2019年2月に長万部町で開催された、標題のフォーラムの記録集が刊行されました。私も少しパネルに参加しています。故郷長万部町を拠点に、北海道の自然と文化の観察・研究に日々余念のない、中村絵美さんを中心とする北海道開拓写真研究協議会の労作です。

大下智一・大友真志・倉石信乃・中村絵美「第二部 パネルディスカッション 北海道・歴史・写真を捉え直す」、中村絵美(企画設計・編集代表)『北海道と写真のつらなり 第二回フォーラム記録集』北海道開拓写真研究協議会、2021年11月、23-33頁。

Friday, November 5, 2021

日本映像学会写真研究会 第7回研究発表会

 11月7日(日)日本映像学会写真研究会 第7回研究発表会がオンラインで開催されます。事前登録制で、締切は11月6日(土)12時です。

関心のある方はぜひご参加下さい!

https://sites.google.com/site/jasiasshaken/

Saturday, October 16, 2021

動画配信 東川賞受賞作家フォーラム

8月1日に行われた東川賞受賞作家フォーラムの動画が12月31日まで配信されています。

莫毅氏、瀬戸正人氏、白石ちえこ氏とのトークに参加しました。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLizAwKF12r515DjFHj4C9yo81CR_me8Dm 

Saturday, October 9, 2021

動画配信「肖像写真とスナップショット」

先日横浜市民ギャラリーで行われた田代一倫さんとの対談の動画が配信されました。11月30日までの公開です。

https://www.youtube.com/watch?v=HIAkv5lGxZQ

Wednesday, October 6, 2021

展覧会「あかしtestaments」青森県立美術館


 週末の10月9日から青森県立美術館ではじまる展覧会「東日本大震災10年 あかしtestaments」を李静和さん、高橋しげみさんと企画しました。

http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/20211009/

https://bijutsutecho.com/magazine/news/promotion/24722

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キュレーターからのメッセージ

かつて生じたことで、歴史にとって、失われたと見なされるものは何ひとつない

― ヴァルター・ベンヤミン/『歴史の概念について』

東日本大震災から10年。甚大な被害をもたらしたあの災禍以降、被災地においては、将来の災害に備える社会基盤が次々と整えられ、被害の教訓を後世へ伝える数々の伝承施設が建設され、さらには「復興」を祝うイベントが開催されてきました。しかし、これらが達成される過程で、私たちは時に、被災地の現場からの声がかき消されてゆくのを目にすることになりました。震災という出来事は、一方で、まさにそのような「小さな声」に耳を傾けることの重要性を教えるものではなかったでしょうか。

周年記念日から半年以上を経た今、「東日本大震災10年」という言葉が既にどこか時機を逸したように響くほど、刻一刻とあの出来事が遠のいていく中で、封じ込められた叫びを知る私たちが、それらを救い出すために何ができるのか。このことを考えるために、4人のアーティストを招きました。北島敬三、コ・スンウク、豊島重之、山城知佳子。時代の趨勢から取りこぼされてゆくものに目を向けてきた彼らは、その姿勢の一貫性と純度において稀有なアーティストたちです。彼らの写真、映像、インスタレーションが、縄文時代の鼓動を伝える青森県立美術館の空間に広がる時、その作品の連鎖がともす「灯(あかし)」は、「小さな声」の「証(あかし)」となることでしょう。そしてその中に、私たちは一瞬目にするかもしれません。かつて生じたことを、何ひとつ失うことのないあの<歴史>の姿を。

(キュレーター: 李静和、倉石信乃、高橋しげみ)

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展覧会は来年1月23日まで。遠方にお住まいの方も、もし何か機会がありましたら、お出かけいただければ幸いです。




Monday, September 27, 2021

対談「肖像写真とスナップショット」


10月2日(土)13:30-15:00,横浜市民ギャラリーで開催中の新・今日の作家展2021「日常の輪郭」の関連イベントで出品作家の田代一倫さんと対談します。田代一倫と百瀬文といういずれも注目すべき二人からなる展覧会も楽しみです。

対談「肖像写真とスナップショット」
田代一倫×倉石信乃(写真批評家・明治大学教授)
10月2日(土)13:30-15:00 会場:横浜市民ギャラリー4階アトリエ

充実したインタヴューと田代+百瀬対談が配信されています。
https://ycag.yafjp.org/exhibition/new-artists-today-2021/







Wednesday, September 22, 2021

文学・環境学会NEWSLETTER


文学・環境学会のNEWSLETTER最新号にエッセーを寄稿しました。

「青絶、黒絶の地平から」『文学・環境学会NEWSLETTER』No.50、2021年6月。


Saturday, September 11, 2021

岸幸太写真集『傷、見た目』刊行記念トーク【配信】

 


8月に開催した岸幸太写真集『傷、見た目』刊行記念トークに参加しました。そのアーカイヴ配信を開始されています。ぜひお立ち寄り下さい。

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岸幸太写真集『傷、見た目』刊行記念トーク
浜昇(写真家)×倉石信乃(詩人・批評家)×岸幸太
司会:衣笠真二郎(編集者・ソリレス書店)
トーク視聴:500円
釜ヶ崎、山谷、寿町に暮らす人々の姿や物の在りようを数多く捉えた稀有なドキュメンタリー、写真集『傷、見た目』(2021年3月刊行)について、その出版に携わった浜昇(発行者)、倉石信乃(寄稿者)、衣笠真二郎(編集者)とともに作者である岸幸太のこれまでの活動を振り返りながら、ドヤ街と呼ばれる街で人を撮ること、ものを撮ることなど、写真集の解説とともにその意義を議論しました。写真展「連荘1」に合わせて刊行された写真集『連荘1』の解説も行っています。
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▼ご視聴申込はコチラ
【視聴期間】2021/9/7(火)12時〜12/31(金)20時
お申し込み後、視聴期間内でしたらいつでも何度でもご覧いただけます。

Tuesday, July 27, 2021

『現代詩手帖』8月号

 

『現代詩手帖』8月号のリレー連載「わたしが詩を書くとき」に小文を寄稿しました。

「なぜベストをつくさないのか わたしが詩を書くとき」『現代詩手帖』第64巻・第8号、2021年8月号、18頁。


Monday, July 26, 2021

鷹野隆大 毎日写真1999-2021

 

国立国際美術館で開催中の展覧会「鷹野隆大 毎日写真1999-2021」の図録に寄稿しました。

「無防備であること—鷹野隆大の写真」国立国際美術館編『鷹野隆大 毎日写真1999-2021展図録』国立国際美術館・朝日新聞社、2021年、19-22頁。【英訳: "Being Defenceless: The Photography of Takano Ryudai," translated by Pamela Miki Associates, The National Museum of Art, Osaka(ed.), Takano Ryudai: Daily Photographs 1999-2021(exhibition catalogue)(The National Museum of Art, Osaka and The Asahi Shimbun, 2021), 23-26.】

展覧会は9月23日まで。https://www.nmao.go.jp/events/event/takano_ryudai/

Monday, July 5, 2021

Review of Japanese Culture and Society 31(2019)

 


Review of Japanese Culture and Society 最新号(31号)は「平成時代の写真」特集。すでにオンライン版が出ていましたが書籍版でも刊行されました。2015年にphotographers' gallery press no.13に寄稿した「似島」についての論考と、同年『デイリー東北』に寄稿した笹岡啓子展のレビューの二つが翻訳・収録されました。

"The Position of Ninoshima," translated by Ellen Tanaka, Jason Beckman, and Mikiko Hirayama, Review of Japanese Culture and Society 31(2019), 160-186.


"Linking Disaster to Natural History, A Visit to Sasaoka Keiko's Exhibition: Tanesashi, Ninoshima (Hachinohe City Museum of Art), translated by Daryl Maude, Review of Japanese Culture and Society 31(2019), 187-188.


Tuesday, June 1, 2021

新・晴れた日 篠山紀信

 

 
東京都写真美術館で開催中(本日再開)の展覧会「新・晴れた日 篠山紀信」に関連して、発行された美術館ニュースeyesで篠山紀信さんの聞き手を務めました。

篠山紀信・倉石信乃(聞き手)「Interview 新・晴れた日 篠山紀信」『東京都写真美術館ニュース eyes 105』2021年、1-6頁。

https://topmuseum.jp/contents/images/eyes/eyes105.pdf


ノーカット版も公開されています。

http://topmuseum.jp/contents/details/2021/01_shinoyama/eyes_online_shinoyama_0601.pdf


展覧会は8月15日(日)まで開催しています。

https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4019.html




Sunday, May 16, 2021

書評 「写真の都」物語: 名古屋写真運動史 1911-1972

 

標記の書評を『図書新聞』に寄稿しました。名古屋市美術館学芸員の竹葉丈さんの編著で、先頃行われた同館での展覧会図録を兼ねた出版です。

「書評 竹葉丈編著『「写真の都」物語 名古屋写真運動史1911-1972』」『図書新聞』第3496号、2021年5月22日、6頁/WEB。

Saturday, May 15, 2021

日本映像学会報 No.191

 

最新号の日本映像学会報に昨年度の写真研究会の活動報告を寄稿しました。WEB版が公開されています。

「学会組織活動報告 写真研究会」、『日本映像学会報』No.191、2021年、12-13頁、WEB。

https://jasias.jp/wp-content/uploads/2021/05/JASIAS_NewsLetter191.pdf

Friday, May 14, 2021

篠田優写真展「有用な建築」

 

当研究室に所属する写真家でalt mediumの運営メンバー、篠田優さんの個展が今週末15日(土)まで、東京・原宿の表参道画廊で開催中です。写真家によれば、「長野県の松代に取材する2017年より継続中のプロジェクトから、大本営予定地跡の内部や、周辺に廃棄された掘削時の石屑を被写体とした写真群を出展いたします」とのことです。

「有用な建築」とは昭和天皇の長野への行幸時の発言を参照して得られた言葉です。残りわずかな会期で、しかもおすすめするにはためらわれる感染症の拡大状況ですが、タイトルに込められた真意を会場でご確認いただければと思います。

http://www.omotesando-garo.com/link.21/shinoda_05.html


Monday, May 3, 2021

映像作品 ARiCA「ミメーシス」

ARICAが初めての映像作品の配信が始まりました。今冬に上演を予定している川口隆夫・安藤朋子主演の舞台作品『ミメーシス』の一つのシーンを題材にして、映像作家、越田乃梨子が監督をしたものです。テクストとコンセプトで参加しています。詳しくは以下をご覧下さい。

https://www.aricatheatercompany.com/works/274/

Friday, April 30, 2021

別冊太陽スペシャル 写真集を編む。

 

別冊太陽スペシャルに、ロバート・フランク『アメリカンズ』についての小文を寄稿しました。

「眼のありか ロバート・フランク『アメリカンズ』再訪」『別冊太陽スペシャル 写真集を編む。』2021年5月、86-87頁。

Saturday, March 13, 2021

写真研究会 2021年 第6回研究発表会【3月27日】

3月27日(土)、日本映像学会写真研究会の研究発表会を、新型コロナウイルス感染拡大防止のため下記URLのとおりオンラインにて開催致します。

当研究室から篠田優君が発表する予定です。皆様のご参加をお待ちしております。

https://jasias.jp/archives/8473

https://sites.google.com/site/jasiasshaken/






Friday, March 12, 2021

笠間悠貴企画「風景の再来Vol. 1」

 


3月21日(日)より新宿・photographers' galleryにおいて、当研究室メンバーの笠間悠貴さんの企画による写真展が開催されます。風景をテーマにした企画者自身の作品と渡辺兼人氏の作品から構成される展覧会です。ぜひご覧下さい!

https://pg-web.net/exhibition/fukeinosairai-vol-1/

Wednesday, March 10, 2021

連載「写真±」第5回 Google ストリートビュー

オンラインの写真誌『FOUR-D』に連載の第5回目のテクストが掲載されました。

倉石信乃「GSV雑感」、連載「写真±」(倉石信乃×清水穣) 第5回 Google ストリートビュー『FOUR-D』、2021年3月10日。

https://note.com/four_d_magazine/n/nc0913966021d


Tuesday, March 9, 2021

はじめて学ぶ芸術の教科書 写真1「写真概論」

 

以前に執筆した文章が、再編集されたオンデマンド版の「教科書」に再録・刊行されました。

「セルフ・ポートレイトと演劇的身体—イポリット・バヤール、ヘルベルト・バイヤー、フロランス・アンリ、シンディ・シャーマンを手掛かりに」勝又公仁彦編『はじめて学ぶ芸術の教科書 写真1「写真概論」』京都芸術大学・東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎、2021年3月、119-135頁。

Wednesday, March 3, 2021

岸幸太『傷、見た目』


 岸幸太さんの写真集『傷、見た目』が出版されました。10余年にわたり釜ヶ崎、山谷、寿町に通って完成した大著です。巻末に文章を寄稿しました。

「無告と呻吟—岸幸太の写真へ」岸幸太『傷、見た目』写真公園林発行・ソリレス書店発売、2021年、n.p.

現在、新宿のphotographers' galleryで出版記念展を開催中です。ぜひあわせてご覧下さい。

https://pg-web.net/exhibition/kota-kishi-part-2/

https://pg-web.net/shop/photo-books/kizumitame/

Thursday, February 11, 2021

オンライン配信 篠田優写真展「有用な建築」


篠田優写真展「有用な建築」の会場風景を、本日より以下のサイトからオンラインで配信しています。

https://shinodayu.hatenablog.com/entry/2021/02/11/164909


本展は明治大学理工学研究科総合芸術系が主催する修士制作の成果発表展を兼ねており、本来は1月に表参道画廊・MUSEE Fで開催を予定していましたが、首都圏でのコロナウィルスの感染拡大に伴い開催前に中止に到ったものです。インスタレーションのみを行い、映像で記録されました。


写真家の篠田優君は昨年度より当研究室のメンバーで、以前から関東に点在する戦跡を取材し続けています。本作は、敗戦の近い頃に長野県松代に設営が進められた大本営の工事跡をたどった作品です。


ぜひご覧下さい!

Tuesday, January 26, 2021

連載「写真±」第4回 伝統

オンラインの写真誌『FOUR-D』に連載の第4回目のテクストが掲載されました。

倉石信乃「「伝統論争」の余白に」、連載「写真±」(倉石信乃×清水穣) 第4回 伝統、『FOUR-D』、2021年1月24日。

https://note.com/four_d_magazine/n/n0aec5fda6478

Monday, January 25, 2021

図録『池袋への道』

 


展覧会池袋への道」では、図録にいくつか寄稿しています。

「序—池袋をたどる」、三谷淳・小林未央子編『池袋への道—近世の歴史資料、池袋モンパルナス、森山大道』東京芸術劇場/豊島区、2021年、6-8頁。

「1章 森山大道 扉解説」、同書、9頁。

森山大道・倉石信乃(聞き手)「対談 都市の体温—池袋の想像力」、同書、130-139頁(2017年の対談の再録、加筆修正版)

デザインは須山悠里さん。


Sunday, January 24, 2021

展覧会「池袋への道」

 


開催中の展覧会「池袋への道」のゲスト・キュレーターを務めました。豊島区立郷土資料館、東京芸術劇場、鬼子母神堂の3会場で開催し、近世の古地図、鬼子母神堂の絵馬、池袋モンパルナスに集った画家たちの絵画、森山大道の写真を紹介します。

出品作の一つに、中国系・台湾系移民のコミュニティに取材した短編の映像作品があります。2017年に管啓次郎さんを中心に明治大学がホストとなって開催した、国際学会・ワークショップImaginAsia2017 "Tokyo: A Trans-Asian City"で制作された映像を元に、新たな取材・撮影・編集を加えた作品です。くれぐれも気を付けて、お出かけ下さい。