Sunday, September 20, 2009

今日の写真2009 第10回

「今日の写真2009」、『アサヒカメラ』2009年10月号(213-217頁)。
第10回目のゲストは文芸評論家の福田和也さん。カメラ趣味、ストリート・スナップ、「松本陽子/野口里佳」展、津田直写真集、「画家の眼差し、レンズの眼」展などが話題に。

Thursday, September 17, 2009

北島敬三展トークセッション「写真のシアトリカリティ」

現在東京都写真美術館で開催中の「北島敬三1975-1991」(〜10月18日(日))の関連事業として、来週9月23日(水・祝)に行われる以下のトークセッションに参加します。

日時:9月23日(水・祝)午後2時〜4時
場所:東京都写真美術館1階創作室(アトリエ)
テーマ:「写真のシアトリカリティ」
講師:北島敬三×倉石信乃(明治大学大学院准教授)×林道郎(上智大学教授)×前田恭二(読売新聞記者)

北島敬三さんの展覧会については、以下をご参照下さい。
http://www.syabi.com/details/kitajima.html#kitajima

第13回ディジタルコンテンツ学研究会のお知らせ

第13回ディジタルコンテンツ学研究会のお知らせ

ゲスト講師:土屋誠一氏(美術批評家・沖縄県立芸術大学専任講師)
テーマ:「現代美術と展示の考古学」
日時:2009年9月25日(金)16:20〜18:20
場所:明治大学生田キャンパス 中央校舎6階 メディアスタジオ
ホスト:倉石信乃(明治大学大学院新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系准教授)

明治大学生田キャンパスアクセスマップ:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/ikuta/access.html

今回の講演で土屋誠一さんが再考するのは、主に1970年東京都美術館で開催された第10回日本国際美術展(東京ビエンナーレ)「人間と物質」展についてです。中原佑介コミッショナーのもと、ミニマル・アート、コンセプチュアル・アート、アルテ・ポーヴェラなど、とりわけ物質の直截的・無媒介的な提示を旨とする現代美術の国際的な動向を集めたこの展覧会は、当時大きな反響を呼び、その後の日本の現代美術と批評に少なからず影響を与えました。現代美術、写真、さらにはディジタルメディア環境、サブカルチャーなど幅広いジャンルの批評を手がけ、歴史的な事項を精緻に読み解きつつ大胆に対象を裁断する土屋さんの講演に、この機会にぜひご参加下さい。なお土屋さんには、生田図書館Gallery ZEROで開催中の、ディジタルコンテンツ系倉石研究室の大学院生の出品する企画展《行かなくちゃ》を併せて講評していただきます。

土屋誠一氏プロフィール
1975年、神奈川県生まれ。多摩美術大学大学院修了。今年より沖縄県立芸術大学専任講師に着任。専門は近・現代美術史、写真論。2003年、「芸術評論募集」(美術出版社主催)での受賞をきっかけとして、美術批評家としての活動を開始する。執筆や関心の領域は、現代美術のほか、写真論、メディア論、サブカルチャーに至るまで多岐にわたる。論文に「平面・反復・差異 アンディ・ウォーホルの二連画について」、「戦時体制化の写真批評瀧口修造を読む」、「デジタル・イメージ論」など。企画した展覧会に「disPLACEment――『場所』の置換」(2005年、2007年)がある。最近では、現代美術と言説との相関について考える運動体「美術犬(I.N.U.)」メンバーとして参加。

Friday, September 11, 2009

Blinks of Blots and Blanks

ICANOF 第9企画展 『Blinks of Blots and Blanks(略称BBB)展』のお知らせ

八戸市美術館で開催されるこの展覧会にグラフィック・デザイナーの須山悠里さん(http://www.suyama-d.com/)と制作した映像作品を出品します。

http://www.hi-net.ne.jp/icanof/

会期:2009年9月18日(金)~9月27日(日)  計10日間(休館日なし・入場無料)/11時~18時 (最終日のみ16時閉館)
会場・共催:八戸市美術館
入場料:無料 (公開講座のみ資料実費あり)
日本芸術文化振興基金助成事業
企画・監修:豊島重之(ICANOFキュレーター)
後援:デーリー東北新聞社・東奥日報社  協賛:(KK)カシマ
主催:市民アートサポートICANOF(代表 米内安芸)

出品作家

写真作品『地名シリーズ』常設展示:露口啓二(写真家・札幌)
映像常設上映:『gozoCiné:エッフェル塔(黄昏)』 吉増剛造(詩人・東京)
映像常設上映:『Cinomatograph (TSUKAI #2)』 倉石信乃(明大准教授・批評)+須山悠里(映像)
油彩造形『孤絶には名がない/顔がない』常設展示:伊藤二子(造形家・八戸)
ダンス公演『BBB 1』出演:大久保一恵(ダンスアーティスト・八戸)
ダンス公演『BBB 2』出演:田島千征(ダンスアーティスト・十和田)
映像インスタレーション:佐藤英和(映像作家・京都出身)  ほか

緊急告知・1
ICANOF図録=露口啓二写真集・09年新刊

09年ICANOF図録は、「東川フォトフェスタ特別賞」受賞後、初の展示となる札幌の写真家露口啓二「総特集」です。『ミズノチズ』107点、『地名』100点、『On- 沙流川』50点、『オホーツク/シモキタ』50点による大規模展示にふさわしい図録が、いよいよ09年9月18日オープンに合わせて刊行されます。詳細は近日中にこのサイトで。露口・豊島の往復書簡による「図録序文1・2」をチェキ(!)しながら、しばしお待ちください。
緊急告知・2
及川廣信(芸術哲学)ダンスワークショップ 参加者公募

ICANOF「BBB展」特別プログラムとして、09年9月20(日)日16時~18時、八戸市美術館2Fギャラリーにて開催されます。《ダンスの壁をスルリと突き抜けるスリルのダンス/その実践的スキルをあなたも捕獲できるのか》
10名限定につき、お早めに申し込みを。資料実費:2000円。 (9/10) お陰様で定員に達しました。及川廣信さんの身体表現論に御関心のある方は、ぜひ翌21日のアーティストトークに御来場を!

Wednesday, September 9, 2009

行かなくちゃ

明治大学生田図書館Gallery ZERO企画 
《行かなくちゃ》展のお知らせ

明治大学生田図書館Gallery ZEROでは、理工学研究科ディジタルコンテンツ(DC)系、倉石研究室に所属する4人の大学院生による美術・映像作品展《行かなくちゃ》を開催します。

私たちはさまざまな差異が生み出す境界によって互いに隔てられています。
制作においては境界線を越え、互いの領域の垣根を取り払い自由に領域を横断する力強さが求められます。
展覧会タイトル《行かなくちゃ》にはそんな思いが込められています。
メディアは写真やアニメーション、ビデオなど。ジェンダー、身体、日常の現象についてとらえ直す試みです。この機会にぜひご覧下さい。

出品作家:高梨こずえ 高橋慶 高橋正也 畠中景子

会期:2009年9月16日(水)〜10月2日(金)
   開催時間
   9月16日(水)〜9月23日(水) 平日10:00〜18:30 土日祝10:00〜16:30
   9月24日(木)〜10月2日(金) 平日8:30〜19:00 土8:30〜18:30 
                  日10:00〜16:30
会場:明治大学生田図書館 Gallery ZERO
   〒214-8571 川崎市多摩区東三田 1-1-1 TEL 044-934-7945
   ※一般の方は図書館入り口ゲート前の呼び出しボタンにて係の者をお呼び下さい。
   http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/ikuta/access.html
   http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/izumi/campus.html

主催:明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系
   http://www.dc-meiji.jp/