Saturday, November 23, 2013

土曜講座「印象派にとっての写真、写真にとっての印象派」

11月30日(土)14:00〜16:00、ブリヂストン美術館で開催中のカイユボット展の関連企画として、同館伝統の土曜講座の時間に写真家・鈴木理策さんと対談します。鈴木さんは、セザンヌをはじめとする近代絵画に造詣の深い写真家。展覧会にお越しの折には、是非お立ち寄り下さい!
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/events/saturday/2013/743


Sunday, November 17, 2013

展覧会図録『種差—よみがえれ 浜の記憶』

青森県立美術館で今夏開催された「種差—よみがえれ 浜の記憶」展の図録が、6分冊で刊行されました。「Book 6」に以下の文章を寄稿しています。

「遠近—東北と種差」、『三陸復興国立公園指定記念 種差—よみがえれ 浜の記憶展図録』Book 6、青森県立美術館・金入、2013年10月、50-59頁。【英訳:"Perspective: Tohoku and Tanesashi," translated by Stanley N. Anderson,  Tanesashi: Remembrance of the Shore exhibition catalogue(Book 6)(Aomori and Hachinohe : Aomori Museum of Art and Kaneiri, 2013), 96-107.】

図録所収の、高橋しげみ学芸員による論文「よみがえれ 浜の記憶」には本当に心打たれました。考古資料、民俗資料、古地図、近代絵画、現代作家(笹岡啓子とリチャード・ロング)への委託制作による作品を組み合わせた渾身の展示を改めて思い起こしました。以下は、同僚の工藤健志氏による周到な展評です。

http://artscape.jp/report/curator/10091666_1634.html


Monday, November 11, 2013

田代一倫『はまゆりの頃に』

東北の被災地と周辺の地域で撮影された、肖像写真453点から構成される田代一倫さんの写真集が出版されました。本シリーズは2013年のさがみはら写真新人奨励賞の受賞作。多くのことを教えられました。この写真集の栞に文章を書きました。

「確かさについて」、田代一倫『はまゆりの頃に 三陸、福島2010〜2013年』別冊、里山社、2013年、2-4頁。
http://satoyamasha.com

本書を刊行するために出版社・里山社を興した清田麻衣子さんの決断も驚くべきことでした。その経緯が以下に綴られています。
http://www.dotbook.jp/magazine-k/hon_wo_dasumade_02/

現在、二か所で展覧会も開催中です。
http://pg-web.net
http://www.tokyodoshoten.co.jp/blog/?p=5507


Monday, November 4, 2013

ZOKEI PHOTO LABO 造形大写真 その源流をさぐる

11月12日(火)16:40〜19:00、東京造形大学で大辻清司をめぐるイベント(報告+パネル・ディスカッション)に参加します。一般の方々も聴講可能とのことです。詳しくは以下の同大学写真領域のサイトをご覧下さい。

http://photograph.zokei.ac.jp/zokei-photo-labo/3075.html