Thursday, July 29, 2010

第26回東川町国際写真フェスティバル

第26回東川町国際写真フェスティバルのゲスト講師として、7月31日(土)、8月1日(日)に北海道東川町へ。
「ポートフォリオレビューツアー」(7/31、8/1)と、東川賞受賞作家フォーラム(8/1)に参加します。

今年の東川賞は、海外作家賞陳敬寶氏、国内作家賞北島敬三氏、新人作家賞オサム・ジェームス・中川氏、特別作家賞萩原義弘氏、
飛騨野数右衛門賞故・小島一郎氏がそれぞれ受賞。東川を訪れるのは1999年以来のことで、久しぶりです。

http://town.higashikawa.hokkaido.jp/phototown/photofesta.htm
http://fotofes09.exblog.jp/

Monday, July 26, 2010

Juvenile、夏


綿谷修さんの写真集『Juvenile』が刊行され、以下の文章を寄稿しました。長い旅の間にウクライナで遭遇した夏の川の子供たちの清々しい写真。

「外の子供」、Osamu Wataya『Juvenile』Rat Hole Gallery、2010年、n.p.[英訳:"Children of the Outside," trans. Yoshiaki Kai and Caroline Mikako Elder, in Osamu Wataya, Juvenile(Tokyo: Rat Hole Gallery, 2010), n.p.

出版に併せてラットホールギャラリーでは個展も開催中。本当に夏にふさわしい本と展覧会です。
http://www.ratholegallery.com/exhibitions/2010/04wataya/pub.htm
http://www.ratholegallery.com/exhibitions/2010/04wataya/intro.htm

Wednesday, July 21, 2010

骨の戦い


8月11日(水)〜23日(月)、沖縄・宜野湾市の佐喜眞美術館で開催される「骨からの戦世—65年目の沖縄戦 比嘉豊光展」に寄せた一文を最新号の『日本カメラ』に書きました。

「骨の戦い—比嘉豊光展に寄せて」、『日本カメラ』2010年8月号、270-271頁。

展覧会の情報は以下のとおりです。
http://sakima.jp/exhibition-next.html

8月15日(日)の終戦の日には、二つのセッションからなるシンポジウムが行われ、私も参加します。

関連シンポジウム 「骨」をめぐる思考
日時:8月15日(日)14時〜
会場:佐喜眞美術館 プログラム・コーディネーター:土屋誠一
1 「写真の「残りもの」—死/表象をめぐって」
パネリスト 
倉石信乃(詩人、批評家、明治大学准教授)
豊島重之(ICANOFキュレーター)
土屋誠一(美術批評家、沖縄県立芸術大学講師)

2 「はたして「戦後」なのか?—遺骨の語るもの」
パネリスト
北村毅(文化人類学、沖縄研究、早稲田大学客員准教授)
西谷修(フランス思想、戦争論、東京外国語大学教授)
屋嘉比収(日本近現代思想史、沖縄学、沖縄大学教授)
土屋誠一(司会)

Sunday, July 18, 2010

書評『現代写真論』

私の本『スナップショット—写真の輝き』が『アサヒカメラ』8月号の新刊紹介に掲載(222頁)。本号ではまた以下の書評を書きました。

シャーロット・コットン著『現代写真論 コンテンポラリーアートとしての写真のゆくえ』書評、『アサヒカメラ』2010年8月号、218頁。

今日の写真2010、第8回

「今日の写真2010」、『アサヒカメラ』2010年8月号(181-185頁)。第8回目のゲストは映画監督の西川美和さん。高校時代写真部だったという。石内都、浅田政志、ロバート・フランク、荒木経惟、そして西川監督の『ディアドクター』などが話題に。私事だが、「リアル」についてはうまく語ることができず、その気づきを語ることも奏功しないという(悪)循環に改めて思い至る。

Tuesday, July 6, 2010

「展示の時代」についての覚書

すでにお知らせしましたが、明治大学生田図書館Gallery ZEROではアイヌ文化・思想を紹介する展覧会が開催中。
http://www.lib-ref.jp/meiji/opennews/NewsViewAction.do?id=NS00000587

さて、最新号の図書館の紀要に以下の文章が掲載されました。美術館、図書館などの施設における展示の今日的状況について書きました。

「「展示の時代」についての覚書」、『図書の譜 明治大学図書館紀要』第14号、2010年3月、21-25頁。

ちなみに本号には、3月にディジタルコンテンツ系を修了した宇野澤昌樹君、大山宗哉君も寄稿しています。

Saturday, July 3, 2010

gozoCinè、詩、写真をめぐるトーク


明日、銀座のBLD Galleryで開催中の吉増剛造写真展「盲いた黄金の庭」のイベントとして、吉増剛造さん、八角聡仁さんとトークセッションを行います。新作映画(gozoCinè)の上映も予定されています。以下はギャラリーからの情報です。

■ アーティスト・トーク
「キセキ」と「キセキ」以後の“間に(アントル)”Ⅱ ― 新作gozoCinè他

出演 : 倉石信乃×八角聡仁×吉増剛造
日時 : 7月4日(日)15:00-17:00
料金 : 1000円 (お土産付)
定員 : 50名 (事前予約制/座席自由)
申込 : フォーム または TEL: 03-5524-3903 Email:info@bld-gallery.jp
詩人・批評家の倉石信乃氏と批評家の八角聡仁氏をお迎えして、「キセキ」以降の映像作品を見ながら、吉増剛造の詩と映像の世界に迫ります。

http://bld-gallery.jp/exhibition/100618yoshimasugozo.html