Friday, November 28, 2008

ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち 佐藤文則写真展

DC系の同僚、管啓次郎さんと管研究室の宇野澤くんの尽力で下記の写真展が開催されますので、ぜひご覧下さい。

                 記

ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち 佐藤文則写真展

 フォト・ジャーナリスト佐藤文則氏の写真展を開催します。佐藤氏は過去20年にわたってハイチの人々の生活と政治状況の取材を重ねてきました。
 「世界最初の黒人共和国」「西半球で最も貧しい国」として知られるハイチ。佐藤氏の写真には、ハイチの人々の過酷な生活が克明に写し撮られています。強烈な衝撃を受けます。未知の土地に対しての想像が爆発的に広がります。
 ハイチの歴史や文化、人々の生活を考える上で欠かすことができないのが民間信仰のヴードゥーです。つねに空腹の生活、展望の見えない政治状況、そんな劣悪な環境でもハイチの人々はたくましく生きています。彼らが信じているヴードゥーとはどのようなものなのでしょうか。
 本展では、佐藤氏の20年におよぶ取材によって撮影された写真の中から、ハイチにおけるヴードゥーをテーマに選んだ約30点の写真を展示いたします。あわせて佐藤氏が所蔵する旗や瓶などのヴードゥー・アートも展示します。ぜひ、ご覧ください。

■会期2008年12月2日(火)~2009年1月9日(金)
※ただし12月28日(日)~1月4日(日)は休館。

■時間 平日8:30~19:00 土8:30~18:30 日祝10:00~16:30
※ただし12月23日(火)~27日(土)と1月5日(月)~7日(水)は10:00~16:30

■会場 明治大学生田図書館 Gallery ZERO
(小田急線生田駅下車南口徒歩約10分)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/ikuta/access.html
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/ikuta/campus.html

■主催 明治大学大学院新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系

※一般の方もご来場いただけます。図書館入口ゲート前の呼出しボタンにて係りをお呼びください。

佐藤文則<略歴>
フォト・ジャーナリスト。明治大学文学部卒業後、1979年に渡米し、San Francisco City Collegeで写真を学ぶ。フォトエージェンシーの「Impact Visuals」(New York)、「Sipa Press」を経て、現在「OnAsia Images」(Bangkok)に所属。1988年からハイチ取材を開始。他に米国、東南アジア諸国を中心に活動する。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。
著書に『ハイチ 目覚めたカリブの黒人共和国』(凱風社)、『ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち』(凱風社)などがある。

Sunday, November 23, 2008

執筆したもの3件

少し前に書いた文章が活字になってきましたので、紹介します。

□「写真史へのコメント』、『国立美術館所蔵による 20世紀の写真展図録』千葉市美術館、2008年、8-13頁
展覧会は12月14日(土)まで開催中です。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html

□「旅愁と郷愁」、『Miyako Ishiuchi: One Days』Rat Hole Gallery、2008年(和英)
日常や旅先で写したスナップによる写真集。石内都の大規模な回顧展「ひろしま/ヨコスカ」が来年1月11日(日)まで、目黒区美術館で開催中です。
http://www.mmat.jp/

□野澤一興写真集『他日、The Other Day』書評、『図書新聞』2008年11月22日号
前半に吉増剛造の代表的詩篇「絵馬、a thousand step and more」を全て引用した問題作。

Wednesday, November 19, 2008

ARICA公演「No Exit」のお知らせ

今週末の11月21日(金)、横浜のBankART Miniで、私たちARICAが「BankARTCafe Live」シリーズに登場します。開演は20:00から。料金1500円。Cafeの中二階のような奇妙なスペースを利用したパフォーマンスです。リハーサルを目撃したところによると、イノシシを抱えた女が登場するのですが、空中に5センチほど浮かんでいる。それからたぶん自分のからだの部分(手、足)を使って、いまいる空間の距離を測定する。ぜひご覧下さい。http://www.bankart1929.com/

Thursday, November 6, 2008

近藤一弥さんを迎えて

BOOK246×明治大学DC系 連続トークセッション
見えるもの聞こえるもの ― What We See, What We Hear

第2回 近藤一弥 × 倉石信乃 × 管啓次郎「いま、デザインとは何か」

美術展ポスターから文学全集まで、幅広いデザイン活動を展開する近藤一弥さんを迎え、デザインの可能性を探ります。
当日は近藤さんのデザインした書籍を店内に展示し、もちろん一部は購入していただける予定です。

近藤一弥 kazuya Kondo:グラフィックデザイナー、アーティスト。
www.kazuyakondo.com
倉石信乃 Shino Kuraishi:批評家、詩人。明治大学DC系准教授。
管啓次郎 Keijiro Suga:翻訳者、エッセイスト。明治大学DC系教授。

2008年11月15日(土)18:00~20:00
会場:BOOK246店内 入場料:500円 定員:30名(要予約)
予約・問合せ先:03- 5771- 6899(BOOK246)/info@book246.com

BOOK246
〒107-0062 東京都港区南青山1-2-6 Lattice青山 www.book246.com
東京メトロ半蔵門線・銀座線、都営大江戸線「青山一丁目」駅より徒歩1分