Monday, November 30, 2009

ワークショップ「東京を書く」

DC系管啓次郎さんの研究室で来月から2月にかけて連続して開催される、「学生とアーティストによるアート交流プログラム」のお知らせです。第1回目は先頃『東京詩』を刊行された淸岡智比古さんと管さんによる詩のワークショップ。ぜひご参加下さい。

東京文化発信プロジェクトにおける「学生とアーティストによるアート交流プログラム」
 WHAT AM I DOING HERE ?

主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(東京都歴史文化財団)、明治大学
企画:明治大学大学院 新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系
管啓次郎研究室
日程:平成21年12月~平成22年2月

第1回:土地をめぐる言葉 12月20日(日)
ワークショップ:「東京を書く」
          清岡智比古+管啓次郎 13:00~17:00(定員15名)

トーク     :「東京詩」  
          清岡智比古+管啓次郎 18:00~20:00(定員30)

言葉で土地をどのように語ることができるのか?
例えば「東京」について書いてみる。
詩はどんなふうに東京を書いているのだろう。

※ワークショップでは、実際に都内を移動するため交通費が必要です。公共交通を使う予定です。500円ほどご用意ください。

■申し込み方法
どなたでも無料でご参加いただけます。
ワークショップとトークは、それぞれ単独でお申し込みいただけます。もちろん両方のお申し込みも歓迎です。
参加を希望するワークショップ名・トーク名、お名前(フリガナ)、年齢、性別、連絡先(電話、住所、メールアドレス)をお書き添えのうえ、下記の申し込み先までお送りください。

※メール・FAXの場合は、件名等に「WHAT AM I DOING HERE?」参加申し込みであることを明記してください。
※FAXの場合は、それぞれの実施日の1週間前までにお申し込みください。
※申し込み多数の場合には先着順とさせていただきます。

■申し込み先
明治大学大学院 理工学研究科 新領域創造専攻DC系修士2年 宇野澤宛

メール:ce87403@isc.meiji.ac.jp
電話:090-3426-7527
FAX:044-934-7908 (明治大学理工学部総合文化資料室気付)

Saturday, November 28, 2009

WALKING  歩き、読み、考える

生田図書館Gallery ZEROで「歩くこと」をテーマした展覧会が開催されます。
ぜひご覧下さい !

理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系主催「WALKING  歩き、読み、考える」展


会期 2009年12月7日~2010年1月10日
会場 明治大学生田図書館Gallery ZERO

展覧会ポスター http://www.meiji.ac.jp/sst/news/09.11.27.pdf
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直立二足歩行はヒトがヒトとなる上での最大の転機だった。
歩きはじめたとき、居住地も、食性も、生活様式も、すべてが変わった。
道具の使用も、音声言語の誕生も、歩行と密接に関係している。
歩くことでヒトはヒトの心を手に入れた。
いまも私たちの世界は、歩くことによって拡大する。
歩けば発見があり、感動がある。

文学、人類学、生物学など、さまざまなジャンルから選んだ170点以上の本と、
「歩く」ことを主題として制作した作品を展示します。

DC系・管啓次郎研究室+ダニエラ加藤+伊藤貴弘
招待作家 佐々木愛

[お問い合わせ先]
明治大学生田図書館Gallery ZERO
電話:044-934-7945

Wednesday, November 25, 2009

元の場所に戻す/別の場所に移す

11月24-25日、長崎。長崎県美術館で「東松照明展 色相と肌触り」を見る。資料館の所蔵する被爆資料とそれがあった元の場所の風景、あるいは元の所有者の顔写真と遺品=資料とを合成した写真に衝撃を受ける。大浦天主堂と浦上天主堂の両方を訪れる。二つの坂を登り付近を歩きながら二つの地域の違いについて今更だが体感する。浦上天主堂の破壊された建築の一部は爆心地公園内に移設され、他の文脈の異なるモニュメントと並置されていた。

Monday, November 23, 2009

石川直樹『ARCHIPELAGO』

石川直樹さんの新刊に以下の文章を寄稿しました。

「新しい地図」、石川直樹『ARCHIPELAGO』集英社、2009年、n.p[英訳:"A New Map,"(trans. Stan Anderson), Naoki Ishikawa, ARCHIPELAGO(Tokyo: Shueisha, 2009), n.p.]

12月24日(木)からは個展が東京・品川のキャノンギャラリーSで開催されます。
http://cweb.canon.jp/s-tower/floor/1f/gallery/archipelago/index.html

Friday, November 20, 2009

今日の写真2009 第12回

「今日の写真2009」、『アサヒカメラ』2009年12月号(179-183頁)。第12回目のゲストはドイツの写真家・美術家のトーマス・ルフさん。開催中の個展「cassini+zycles」、師ベッヒャーの教えなどが話題に。個展の情報は以下の通り。
http://www.gallerykoyanagi.com/exhibition.html

今号では、後日レギュラーのホンマタカシさんと二人で対談、佐内正史、楢橋朝子、スティーヴン・ショアについて話したものも収録されています。

歸去來兮

11月19日(木)、愛媛県の久万高原にある町立久万美術館に「歸去來兮(かへりなん いざ)[久万]再発見 旅人のレンズ」展を見に行きました。萱原里砂、高橋あい、笹岡啓子がそれぞれ久万という山深い地域に季節ごとに滞在し、その土地を写真に収めためずらしい企画展。カタログに文章を書きました。

「ローカル・カラーの遠近—「歸去來兮」展に寄せて」、『歸去來兮—[久万]再発見 旅人のレンズ展図録』町立久万美術館、2009年、11-16頁。

松山行きの帰りのバスを待つ空き時間に、美術館近くの四国八十八箇所の第四十四番札所・大宝寺にも立ち寄りました。八十八箇所の寺のどれかを訪れたのは30数年ぶり。
展覧会は23日(月・祝)まで。
http://www.town.kumakogen.ehime.jp/culture/muse/

Tuesday, November 17, 2009

台北、IMAGINASIA

11月12日(木)-14日(土)、久しぶりに台北へ。1998年中華撮影教育学会主催のシンポジウムに参加して以来。13日(金)、台北の国立政治大学ディジタルコンテンツ系との交流セッションで、当研究室M1の畠中景子さんと高梨こずえさんが、それぞれスライドショー形式で作品のプレゼンテーションと解説を行う。IMAGINASIAと題された共同事業の緒戦として、良い経験になりました。おそらく来年5月には台北で本格的なイベントを開催する予定です。

Tuesday, November 3, 2009

ARICAの新作公演TSUKAI

ARICAの新作公演が11月6日(金)・7日(土)・8日(日)の三日間、川崎市アートセンターで開催されます。ぜひご高覧下さい ! 

TSUKAI

太田省吾と長年仕事を共にした元転形劇場・安藤朋子に加え、ダンス界
の先鋭・神村恵、栩秋太洋が出演。

〈使〉は抽象的な存在か、世の中に存在することはできない。
それは誰でもないが「みんな」である。
彼女は語る言葉を持たないのに押しつけられている。それが仕事だ。
おまえはみんなの家来であり伝令であり飛脚でありしかも足が悪い 
な ぜなら靴が足にあっていないから
痛い 痛がっているのは足が大きくなっているから 育っている
だがわたしは靴以下の商品としてここに連れてこられたから
足の指を切るか折るかして靴に合わせろと言われた
走れ足
私が走るのではなく靴が走るのだ
靴を飛ばせ

演出・美術/藤田康城
テクスト・コンセプト/倉石信乃

出演/安藤朋子・神村 恵・栩秋太洋 
作曲・演奏/猿山 修・高橋永二郎・平本正宏

舞台監督/鈴木康郎
照明/木下尚己(ファクター)  
音響/田中裕一(サウンドウェッジ) 
衣装/安東 陽子(NUNO)・渡部直也
機械装置/高橋永二郎

宣伝美術/山口信博・須山悠里 
制作/前田圭蔵・天野未来

日時/2009年11月6日(金)20:00
7日(土)18:00  8日(日)16:00
会場/川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
Tel.044-955-0107
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺6-7-1

料金
前売予約/3,500円 当日/4,000円 学生/2,500円(日時指定/全席自由)
※受付開始は開演30分前を予定。学生券は当日開場時に学制券のご呈示をお願いします。

ご予約・お問い合わせ
●ARICA Tel. 090-1446-0416(前田携帯)Fax. 042-575-4163
※ ご予約は「ご予約・お問い合わせ」より、必要事項を記入のうえ送信してください。

●川崎市アートセンター (川崎市アートセンターでの取扱いは9月19日より)
チケットカウンター 9:30-19:30
WEBサイト http://kawasaki-ac.jp/

※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
※車椅子スペースをご希望の方は、川崎市アートセンターまでご連絡ください。

Sunday, November 1, 2009

フォトネシア

今日11月1日(日)東京新聞朝刊に、仲里効著『フォトネシア−眼の回帰線・沖縄』(未来社、2009年)の書評を書きました。

http://www.tokyo-np.co.jp/book/shohyo/shohyo2009110101.html
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624710927