Monday, January 24, 2011

DC2010  2010 年度修了制作展


当ディジタルコンテンツ系の修了制作展が本日より開催されます。ぜひご高覧下さい。

DC2010 
2010 年度明治大学大学院ディジタルコンテンツ系修了制作展

会期 2011 年1 月24 日(月)~ 29 日(土)
12:00 - 19:00 (最終日17:00) 入場無料
会場:表参道画廊+MUSÉE F
東京都渋谷区神宮前4-17-3 アーク・アトリウムB02
TEL/FAX 03・5775・2469 
地図 http://www.omotesando-garo.com/intro/index.html

主催:明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系

出品作家:髙梨こずえ 髙橋正也 畠中景子 于潔雲

公開講評会 1 月28 日(金)17:30 - 19:00
講師:鷹野隆大( 写真家)・松永真太郎( 横浜美術館学芸員)

この度、明治大学大学院ディジタルコンテンツ系に所属する大学院生有志4 人による修了制作展を開催いたします。本展覧会は写真やビデオ、彫刻などにより、ジェンダー、身体、日常の現象について捉え直す試みです。
高梨こずえの写真は、 同世代の複数の「女性」に取材することで、「女性」に要請されてきた社会的な規定と現実との差異を明らかにしています。高橋正也はビデオによって身近な現象の中に見出される奇妙なリズムや秩序を捉えてつなぎ合わせ、世界を断片から再構築しようと試みます。畠中景子は他者の口腔を用い、咀嚼と吐瀉によって偶然に出来上がる形を、新しい「彫刻」として見つめ直しています。于潔雲はあえて低質なディジタル・フォトによって自分自身とその環境を見つめつつ、それらをオブジェ化して提示することにより、セルフ・イメージとともにある現実のはかなさと美しさ、エキゾティズムを浮かび上がらせています。
この機会にぜひご高覧下さい。