Thursday, January 6, 2011
新井卓「光、礫、水」
当研究室が主催する展覧会が1月14日(金)から1月24日(月)まで、明治大学生田図書館Gallery ZEROで開催されます。新井卓さんの新作ダゲレオタイプを中心とするユニークな個展です。ぜひご高覧下さい。
Contemporary Photography #3
新井卓 「光、礫、水」
ダゲレオタイプ、拾得物、映像による<滝>
新井卓(あらいたかし)は1978年川崎市生まれ。1839年にフランスで公表された、世界初の実用的写真技法・ダゲレオタイプ(銀板写真)を中心に作品を制作しています。鏡のような銀板に映し出されるイメージは驚くほど精緻であり、圧倒的な存在感をもってわたしたちの眼の前に立ち現われます。
本展は、新井が何かに引きよせられるようにして訪れた遠野で出会った、数々の<滝>を主題とした新作で構成されます。そこには数々の民話が紡がれてきたこの地に対する、新井の真摯なまなざしが克明に刻印されています。
ダゲレオタイプ、映像、オブジェによって表現された<滝>の有様は、写真とはなにか、また見るという行為そのものについて、あらためて考えるきっかけとなるでしょう。
■会期 2011年1月14日(金)~2011年1月24日(月)
■開場時間 [平日] 9:00~19:00 [土] 9:00~18:30 [日] 10:00~16:30
■会場 明治大学生田図書館 Gallery ZERO
〒214-8571川崎市多摩区東三田1-1-1
小田急線生田駅下車南口徒歩 約10分
※お車でのご来校はご遠慮下さい。
■主催 明治大学大学院理工学研究科ディジタルコンテンツ系芸術学研究室
■レクチャー&トーク
1月21日(金)18:00~19:30 生田図書館Gallery ZERO
新井卓+倉石信乃(批評家・明治大学准教授)、司会 伊藤貴弘(明治大学大学院)
※予約不要・無料
※新井卓さんのブログ http://www.TakashiArai.com/wordpress/