Monday, November 12, 2007

ディジタルコンテンツ系のスタートに向けて

来年4月から、管啓次郎さん、宮下芳明さんたちと担当する、明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系のスタートのために、来る12月2日(日)、同専攻安全学系と一緒に記念シンポジウムを開催することになりました。私自身にとっても、現在の新しいテクノロジーが、個人の表現といかに結びついているのか、そして両者の良き結びつきとはいかなるものであるべきなのかを、改めて考えてみるいい機会にしたいと考えています。多くの方々のご来場をお待ちしています。

明治大学 大学院 理工学研究科
新領域創造専攻 発足記念シンポジウム のご案内

 明治大学理工学研究科に新たな専攻「新領域創造専攻」が誕生します。確立されている学問分野や産業分野に対して,どの領域にも属さない,しかもどの領域とも関連する,新しい,チャレンジングで横断的な領域の芽は,次の時代を築く新しい学問や産業が生まれ育ち,次の時代の主流になって行きます。

 (シンポジウム Webサイト)
 http://www.meiji.ac.jp/sst/sympo-web/index.html

 (合同リーフレット PDF形式 850KB)
 http://www.meiji.ac.jp/sst/sympo-web/1202goudou.pdf

【開催要領】
 期日 2007 年 12 月 2 日 (日)
 会場 明治大学 アカデミーホール (駿河台校舎 アカデミーコモン3階)
  http://www.meiji.ac.jp/sst/sympo-web/access.html
 
 入場無料・事前予約不要

【 第1部 安全学系 10:30- 】

■ 対談:日本の社会は十分に安全か
 向殿 政男(明治大学) × 草野 満代(フリーアナウンサー)

 私たちの生活、社会は十分に「安全」なのでしょうか? 電気製品は?食品は? エレベーターなどの設備は? 防犯の意味での安全性は? この対談では、生活者としての視点から「安全」をとらえ、何が必要なのかを考えていきます。

■ パネル討論:より安全な技術の創造にむけて

 日本社会における安全な技術は、どこまで保証されなければならないのでしょうか? 企業・行政・消費者、そして大学はどのような役割を担っていかなければならいのでしょうか? ここでは、各分野からパネリストを招き、より安全な技術の創造に向けて討論を行います。
 
 オーガナイザー:北野 大(明治大学)
  大桃 美代子(タレント)
  辰巳 菊子(消費生活アドバイザー)
  中林 美恵子(跡見学園女子大学)
  沼尻 禎二((財)家電製品協会)
  向殿 政男(明治大学)
  渡邊 宏(経済産業省)

安全学系リーフレット PDF形式 1.2MB
 http://www.meiji.ac.jp/sst/sympo-web/1202anzen.pdf


【 第2部 ディジタルコンテンツ系 14:00- 】

■ スペシャルトーク&ライブ
『メディアアーティスト岩井俊雄の到達点・21世紀の楽器 TENORI-ON』

メディアアート界の第一人者である岩井俊雄氏が、21世紀の楽器として提案する「TENORI-ON」。このスペシャルトーク&ライブでは、それまでの岩井氏の軌跡をたどり、いかにTENORI-ONに集約されたかを語ります。

■ パネル討論:ディジタルコンテンツの未来
 
 このパネル討論では、ディジタルコンテンツ業界の風雲児とよばれる方々を一同に集め、今後の未来を占います。「初音ミク」の企画を行った佐々木渉氏、大活躍の若手書道家である武田双雲氏、誰でも簡単に高品質なウェブサイトが作れるソフト「BiND for WebLiFE*」をリリースした平野友康氏、「Rez」「ルミネス」等のゲームだけでなく「元気ロケッツ」のプロデュースも行っている水口哲也氏を招きます。

 オーガナイザー:宮下 芳明(明治大学)
  岩井俊雄 (メディアアーティスト「TENORI-ON」)
  佐々木渉 (クリプトン・フューチャー・メディア「初音ミク」企画)
  武田双雲 (書道家)
  平野友康 (デジタルステージ 代表/開発プロデューサー )
  水口哲也 (「Rez」「元気ロケッツ」プロデューサー)


ディジタルコンテンツ系リーフレット PDF形式 2.7MB
 http://www.meiji.ac.jp/sst/sympo-web/1202dc.pdf

【主催】
 明治大学 大学院 理工学研究科
 http://www.meiji.ac.jp/sst/grad/
 
【お問い合わせ】
 明治大学 教務サービス部 理工学部グループ
 TEL: 044-934-7562
 mail:  sst@mics.meiji.ac.jp