Monday, August 9, 2010

書評『スナップショット—写真の輝き』

『スナップショット—写真の輝き』の書評がいくつか出ています。

「倉石は人間の外に出て、写真の目を走査している。だが、主体的に書くほかない文章をもって、写真の目が見ているだろうことを記述するのは困難な挑戦と言わざるをえない。新たな批評意識の出現である」(鈴木一誌さん、『週刊読書人』2010年8月6日号・第2850号、6頁)

「写真家がカメラを通して見ようとしているものの大きさに、言葉で拮抗してやろう。この構えの大きな文章は、著者のそんな意思の表れなのではないか」(山内宏泰さん、「ブックガイド」、アサヒカメラ.net、以下のURLより)
http://www.asahicamera.net/info/bookguide/detail.php?idx=54

奇しくも重なるところのある評言をいただきました。