Wednesday, November 25, 2009

元の場所に戻す/別の場所に移す

11月24-25日、長崎。長崎県美術館で「東松照明展 色相と肌触り」を見る。資料館の所蔵する被爆資料とそれがあった元の場所の風景、あるいは元の所有者の顔写真と遺品=資料とを合成した写真に衝撃を受ける。大浦天主堂と浦上天主堂の両方を訪れる。二つの坂を登り付近を歩きながら二つの地域の違いについて今更だが体感する。浦上天主堂の破壊された建築の一部は爆心地公園内に移設され、他の文脈の異なるモニュメントと並置されていた。