ディジタルコンテンツ系の論集『VIA MEDIA』が完成しました。
私はARICAの1月のインド公演について寄稿しました。ツアーに同道しておられた宮本隆司さんの写真とともに掲載しています。
「デリー、冬の断想」、『VIA MEDIA』明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系、2010年3月、4-16頁。
『VIA MEDIA』の執筆者は、DC系専任・兼任の教員と、ディジタルコンテンツ学研究会の講師でお越しいただいた方が中心です。とても読みやすく、まためずらしい文章が並んでいます。なお当研究室で先頃修了した大塚真弓さんの修士論文の一部を採録しています。装幀と本文組版はこの4月から博士後期課程1期生でグラフィック・デザイナーの清岡秀哉さん。
以下が目次です。
表紙写真 北島敬三
Via Mediaについて 管啓次郎
デリー、冬の断想 倉石信乃(写真・宮本隆司)
アキハバラと麻布市兵衛町 陣野俊史
歌う人と踊る人 前田圭蔵
重なり合う境界 御園生涼子
うぬぼれ鏡のメディア論 波戸岡景太
コンピュータでエッシャーを超えられるか 杉原厚吉
「四次元のゲームメディア」を考える 宮下芳明
カムイのイォルを幻視する 浜口稔
ことばについて 石田尚志
荒木経惟試論「空」 大塚真弓
ヴェルナー・ヘルツォークと動物 管啓次郎
デザイン・ノート 清岡秀哉