Tuesday, December 9, 2008

The Far East +Mark Rothko+Mt. Fuji

前に書いたもので、この年の瀬に刊行された3篇を紹介します。

・「アートとドキュメンタリーの交叉−『ファー・イースト』の写真再考」、『鹿島美術研究 年報第25号別冊』、2008年11月、302-311頁
*2007年度鹿島美術財団の助成を得た研究報告として、明治初年に横浜で刊行された先駆的な写真雑誌について書いた論文です。この限定部数の論文集『鹿島美術研究』は例年、来年3月までに国内の主要美術館等に寄贈・配布されるとのこと。
http://www.kfa.or.jp/

・「経験の確率−ロスコ・チャペル・ペインティングを見る」、『文学空間』Vol.5. No.5、2008年12月、7-15頁
*ヒューストンにあるロスコ・チャペルを再三訪れた時の記憶を手がかりに書きました。来年は後期ロスコに焦点を当てた展覧会が川村記念美術館に巡回しますが、とても楽しみです。
http://www.rothkochapel.org/
http://www.tate.org.uk/modern/exhibitions/markrothko/default.shtm
http://kawamura-museum.dic.co.jp/news/20080822_1.html

・石川直樹『Mt. Fuji』書評、『スタジオボイス』2009年1月号、95頁
*この写真集のことを書いているとき、中学のとき学校行事で登った北アルプスの燕岳が懐かしく思い出されました。『エスクァイア』12月号は登山特集で、ホンマタカシさんが加瀬亮さんと北穂高に登ってたし。新しい山岳写真ブームの到来か。
http://www.straightree.com/
http://www.enzanso.co.jp/