Monday, August 18, 2008

夏の旅1 八戸

八戸市立美術館で開催中(〜24日)のICANOF第8回企画展「68-72*世界革命*展」に短い映像作品「TSUKAI」を出品した。須山悠里さんとの共同制作で、おそらく来年になると思うが、シアター・カンパニーARICAの新作公演のために書きつつある同名のテキストを映像と組み合わせたもの。現段階での完成版のテキストは、北海道の目覚ましい古書店「書肆吉成」の発行する『アフンルパル通信』第5号に掲載している。
7月25日(金)・26日(土)のオープニング・プログラムに参加し、68-72年をテーマとする、稲川方人、平倉圭、大島洋、絓(すが)秀実各氏のレクチャーを聴くことができた。いずれも充実した内容で時間が足りない ! 絓氏による近年の岡本太郎および70年万博再評価あるいは再考についての端的な批判に見られるように、この集いも展覧会もおよそ郷愁とはかけ離れたところで成立していたのが良かった。