Wednesday, October 29, 2014

実用社会を逸脱するエネルギーが

「実用社会を逸脱するエネルギーが芸術ということにならずに、この消費一色の趣味の社会に流れ込む。生産性を逸脱しながら、芸術の創造をも忌避するところが、やはりこの世の中のどん詰まりを示すようで、溜め息が出るのである。」(赤瀬川原平『芸術原論』1988年)