Monday, August 23, 2010
図録 126 POLAROID
先にお知らせしたポラロイドの展覧会のカタログが先行発売され、小論を寄稿しました。
「ポラロイドの時間」、神林優編『126 POLAROID さよならからの出会い展図録』赤々舎、2010年、135-138頁。
[英訳:"Polaroid Time," Yu Kanbayashi, ed., 126 POLAROID: Encounter from Goodbye(Tokyo: AKAAKA Art Publishing, 2010), 146-148.]
ポラロイドフィルムの中止をきっかけに2008年から始まった展覧会は、フィナーレに近づきました。29日(日)まで、横浜美術館アートギャラリー1で。この間、サミット・グローバル・ジャパンによって、ポラロイド復活に向けた取り組みが始まったのは嬉しいことです。
http://www.yaf.or.jp/yma/event_information/090_126_polaroid/
http://www.akaaka.com/blog/bl-100810-polaroid.html
Wednesday, August 18, 2010
今日の写真2010、第9回
「今日の写真2010」、『アサヒカメラ』2010年9月号(181-185頁)。第9回目のゲストは、日韓共同出版の写真雑誌『IANN』編集長を務め、IANNBOOKSで写真集出版も手がけるキム・ジョンウン氏。Seung Woo Back、Joo Myung Duck、梅佳代、長島有里枝、中平卓馬、吉増剛造が話題に。鼎談は7月30日(金)Zine's Mateの会場3331 Arts Chiyodaで行われた。
Monday, August 16, 2010
骨をめぐる思考 8.15から10.30へ
8/14-16沖縄、快晴でからっとしていた。佐喜眞美術館での比嘉豊光写真展「骨からの戦世」はもう少し風景写真がみたかったし、照明や展示方法にももう少し配慮がほしかったが、それでもなお、とてもいい展覧会に仕上がっていた。
8月15日(日)のシンポジウムについては、早速『沖縄タイムス』で報告されている。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-08-16_9310/
個人的には、やわなレトリックが通用しないことを改めて痛感した。
比嘉豊光写真展「骨からの戦世」は10月末から東京・駿河台の明治大学に巡回し、10月30日(土)には講演会とシンポジウムが予定されている。しっかり準備したい。
Monday, August 9, 2010
8.15比嘉豊光展シンポジウム パネリストの変更
標記イベントについて、パネリストの変更がありましたので、急ぎお知らせします。
以下は、美術評論家土屋誠一さんのブログからの転載です。
http://stsuchiya.exblog.jp/11680565/
【急告】パネリスト変更 「骨からの戦世―65年目の沖縄戦 比嘉豊光展」シンポジウム
先日、↓
http://stsuchiya.exblog.jp/11499311/
でお知らせした、沖縄宜野湾市・佐喜眞美術館でのシンポジウムですが、パネリストが変更になりました。
第2部に屋嘉比収さんのご登壇を予定していましたが、都合により、屋嘉比さんにかわって若林千代さんにご登壇いただくことになりました。
以下に改めて、シンポジウムの変更後の内容を掲示します。
シンポジウム「「骨」をめぐる思考」
開催日時:8月15日(日)14:00~
会場:佐喜眞美術館
プログラム・コーディネーター:土屋誠一
(1)「写真の「残りのもの」――死/表象をめぐって」
パネリスト:
倉石信乃(詩人、批評家、明治大学准教授)
豊島重之(ICANOFキュレーター)
土屋誠一(美術批評家、沖縄県立芸術大学講師)
(2)「はたして「戦後」なのか?――遺骨の語るもの」
パネリスト:
北村毅(文化人類学、沖縄研究、早稲田大学客員准教授)
西谷修(フランス思想、戦争論、東京外国語大学教授)
若林千代(沖縄現代史、沖縄大学准教授)
司会:
土屋誠一
以下は、美術評論家土屋誠一さんのブログからの転載です。
http://stsuchiya.exblog.jp/11680565/
【急告】パネリスト変更 「骨からの戦世―65年目の沖縄戦 比嘉豊光展」シンポジウム
先日、↓
http://stsuchiya.exblog.jp/11499311/
でお知らせした、沖縄宜野湾市・佐喜眞美術館でのシンポジウムですが、パネリストが変更になりました。
第2部に屋嘉比収さんのご登壇を予定していましたが、都合により、屋嘉比さんにかわって若林千代さんにご登壇いただくことになりました。
以下に改めて、シンポジウムの変更後の内容を掲示します。
シンポジウム「「骨」をめぐる思考」
開催日時:8月15日(日)14:00~
会場:佐喜眞美術館
プログラム・コーディネーター:土屋誠一
(1)「写真の「残りのもの」――死/表象をめぐって」
パネリスト:
倉石信乃(詩人、批評家、明治大学准教授)
豊島重之(ICANOFキュレーター)
土屋誠一(美術批評家、沖縄県立芸術大学講師)
(2)「はたして「戦後」なのか?――遺骨の語るもの」
パネリスト:
北村毅(文化人類学、沖縄研究、早稲田大学客員准教授)
西谷修(フランス思想、戦争論、東京外国語大学教授)
若林千代(沖縄現代史、沖縄大学准教授)
司会:
土屋誠一
書評『スナップショット—写真の輝き』
『スナップショット—写真の輝き』の書評がいくつか出ています。
「倉石は人間の外に出て、写真の目を走査している。だが、主体的に書くほかない文章をもって、写真の目が見ているだろうことを記述するのは困難な挑戦と言わざるをえない。新たな批評意識の出現である」(鈴木一誌さん、『週刊読書人』2010年8月6日号・第2850号、6頁)
「写真家がカメラを通して見ようとしているものの大きさに、言葉で拮抗してやろう。この構えの大きな文章は、著者のそんな意思の表れなのではないか」(山内宏泰さん、「ブックガイド」、アサヒカメラ.net、以下のURLより)
http://www.asahicamera.net/info/bookguide/detail.php?idx=54
奇しくも重なるところのある評言をいただきました。
「倉石は人間の外に出て、写真の目を走査している。だが、主体的に書くほかない文章をもって、写真の目が見ているだろうことを記述するのは困難な挑戦と言わざるをえない。新たな批評意識の出現である」(鈴木一誌さん、『週刊読書人』2010年8月6日号・第2850号、6頁)
「写真家がカメラを通して見ようとしているものの大きさに、言葉で拮抗してやろう。この構えの大きな文章は、著者のそんな意思の表れなのではないか」(山内宏泰さん、「ブックガイド」、アサヒカメラ.net、以下のURLより)
http://www.asahicamera.net/info/bookguide/detail.php?idx=54
奇しくも重なるところのある評言をいただきました。
Saturday, August 7, 2010
126 Polaroid さよならからの出会い
Monday, August 2, 2010
受賞作家フォーラム@東川
東川は、前回1999年に訪れた時よりフェスティバルに活気があり、またボランティアの人びとを含め見事に組織が運営されていた。空気は乾き、涼しくて気持ちがいい。8月1日(日)、当日に決まった受賞作家フォーラムの組み分けは以下のとおりでした。展示会場で実際の作品を前にしたトーク・セッションで、場所が移動していく形式。
1 小島一郎(飛騨野数右衛門賞)
高橋しげみ(青森県立美術館学芸員)、平野啓一郎(作家)、楠本亜紀(写真批評家、キュレーター)、倉石、佐藤時啓(モデレーター、写真家)
2 中川・オサム・ジェームス(新人賞)
平野正樹(写真家)、岡部あおみ(美術評論家)、笠原美智子(写真評論家)、野町和嘉(写真家)、佐藤
3 萩原義弘(特別賞)
岡部あおみ、浅羽克己(グラフィック・デザイナー)、野町、楠本、佐藤
4 陳敬寶(国際賞) 通訳:邱奕堅(1839当代画廊)
呉嘉寶(写真評論家)、山崎博(写真家)、浅葉、笠原、佐藤
5 北島敬三(年度賞)
平野啓一郎、岡部友子(東京都庭園美術館学芸員)、山崎、倉石、佐藤
twitterで少し実況されたようです。
http://photo-town.jp/
http://fotofes09.exblog.jp/
http://twitter.com/Higashikawa_PF
夕刻、雨が止み虹が出た。写真家とこれからなろうとする人、批評家、キュレーター、作家、デザイナー、編集者、そのいずれでもない人は、ほぼその別なくカメラのシャッターを切った。
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