Tuesday, July 12, 2011
吉増剛造さん@東京藝術大学
7月19日(火)、吉増剛造さんを私が非常勤講師を務める東京藝術大学の「写真史」の授業に、ゲストとしてお迎えすることになりました。公開迫る映像作品の連続上映会「予告する光」の予告もさることながら、吉増さんは類例のない反写真家的な写真家というべき存在ですので、写真についてのお話もうかがえればと思います。吉増さんはまた、東松照明と荒木経惟についての極めて重要な批評家の一人であり、かつ写真同人誌『プロヴォーク』唯一のゲスト執筆者でもありました。外部の方にも聴講していただけますので、ぜひご参加下さい。
以下は東京藝術大学美術学部附属写真センターのHPからの転載です。
「写真史 」公開授業のお知らせ
ゲ ス ト :吉増剛造 氏(詩人)
担当教員:倉石信乃 先生(批評家/ 詩人)
日 時:7月19日(火)5限目(16:20~)
場 所:第3講義室
履修登録学生以外の人も聴講可能です。
吉増剛造 (よします ごうぞう)
1939年東京生まれ。慶應義塾大学文学部国文科卒業。在学中から詩作をはじめ、1964年の第一詩集『出発』以来、今日に至るまで先鋭的な詩人として国内外で活躍。代表的な詩集に、『黄金詩編』(高見順賞)、『オシリス、石ノ神』(現代詩花椿賞)、『螺旋歌』(詩歌文学館賞)、『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(芸術選奨文部大臣賞)他多数。写真集『表紙』(毎日芸術賞)など。詩作のほか、写真制作や銅版に篆刻する書を手がけるほか、近年は特に「gozoCine(eにアクサンテギュ)」」と称する個人映画の制作に集中的に取り組み、このうち19作品がDVDブック『キセキ—gozoCine(eにアクサンテギュ)』(2009年、オシリス刊)に収録されている。7月30日(土)から8月19日(金)東京・ポレポレ東中野にて、「吉増剛造映像作品2006-2011 予告する光」で全52作品を上映予定。
東京藝術大学美術学部附属写真センター http://geidaipc.exblog.jp/13943616/
「予告する光」公式ホームページ→ http://gozocine.info/